禁煙外来

チャンピックスの供給停止のため禁煙外来を休止しています

当院の禁煙外来について

当院の禁煙外来について喫煙がやめられない理由は、体が依存状態に陥っているためです。そのために、やめたいのにやめられない、ということが起こります。
当院では、禁煙外来を設置し、禁煙補助薬と生活指導を組み合わせた禁煙のお手伝いをしております。「やめたいのにやめられない」「やめようと思っているが、どうせなら禁煙外来できっぱりとやめてしまいたい」という方は、当院にご相談ください。
なお、禁煙治療は一定の条件を満たせば健康保険が適用されます。

「チャンピックス」(飲み薬)

チャンピックスは、ニコチンがきれたときのイライラや焦燥感を抑え、煙草をおいしく感じない効果のある禁煙補助薬です。
禁煙を開始する日の1週間前から毎日2回食後の服用を開始し、服用8日目から禁煙に入ります。初診日から数えて、約12週間の治療となります。

禁煙治療は保険適用です

禁煙治療は、以下の条件をすべて満たした場合には、健康保険が適用されます。

  • ニコチン依存症を診断するテスト「TDS」が5点以上
  • 1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳以上の方のみ。34歳以下の方はこの項目不要)
  • すぐに禁煙した意志がある
  • 医師から禁煙治療についての説明を受け、その治療を受けることを文章により同意している

過去に治療を受けた方も1年経過すると保険適用に

過去に禁煙治療を受けて失敗してしまった方も、前回の治療の初診日から1年以上が経過すると、再度保険診療での禁煙治療が受けられます。
1年が経過する前に禁煙治療を希望する場合には、自由診療となります。予めご了承ください。

禁煙治療の流れ

原則として、初診を含め5回の受診(ご来院)が必要です。

1受診1回目(初診)

問診を行い、診断します。
患者様とのご相談の上、禁煙開始予定日を決定します。

2チャンピックスの服用開始

禁煙開始日の1週間前から、チャンピックスを1日2回、服用し始めます。
禁煙開始までは、喫煙してくださっても構いません。ただ、禁煙できそうであれば予定日より早く禁煙を開始してくださっても結構です。

3禁煙開始

禁煙開始です。喫煙を勧められそうな場に行くことは、できるだけ控えましょう。(飲み会など)

4受診2回目(初診日から2週間後)

以降、ご来院の度に治療状況についてお尋ねします。ご不安な点がございましたら、遠慮なくお話しください。お気持ちの面でも、患者様を支えます。

5受診3回目(初診日から4種看護)

6受診4回目(初診日から8週間後)

7受診5回目(初診日から12週間後)

禁煙に成功すれば、治療は終了です。これからも禁煙を継続できるよう、アドバイスをお伝えします。

禁煙外来を中断すると成功しない!?

禁煙外来を中断すると成功しない!?禁煙治療を開始した後にときどき見られるのが「あとはもう自分で禁煙できそうだから」と通院を中断してしまうケースです。
ある調査によると、2回目の受診で通院をやめてしまった方の禁煙成功率は、5回目まで受診した方の3分の1以下に留まります。通院を続けるほどに、成功率は高まります。
禁煙補助薬の処方が受けられるというだけでなく、医師に不安を打ち明けること、クリニックに通い「禁煙治療中なんだ」と意識することも、禁煙の成功の助けになります。
ご自身の判断で通院を中止することなく、どうぞ最後まで治療を受けてくださいますよう、お願いします。

禁煙治療の費用

健康保険が適用される場合にかかる費用の一例

クリニック ・初診料+再診料
・ニコチン依存症管理料
・院外処方線料
約6,040円
保険薬局 ・調剤料
・禁煙補助薬
約13,620円
合計 約19,660円

※3割負担の場合の費用です。

煙草代との比較

1日1箱、煙草を吸う方の場合、12週間でかかる煙草代はおおよそ4万円となります。
対して禁煙治療でかかる費用は、上記表の通り3割負担の方で2万円以下です。言うまでもないことですが、禁煙に成功すればその後の煙草代はかかりません。
煙草代を禁煙治療にあてる気持ちで、この機会に禁煙をされることをおすすめします。

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